映画の話しませんか?

映画とかアニメとか漫画とかの感想書いていきます。

「ONE PIECE FILM RED」見てきました!

 映画記事1本目です!(こんなこと言うのは最初だけです。)

 

 私としても、ワンピースはドレスローザ編までしか漫画で読んでなくて、アニメもビッグマムのところで止まっているのですが、本日「ONE PIECE FILM RED」見てきたので映画レビューしていきます!!

 

※以下、ネタバレがあります↓

 

 

 

1.あらすじ

 ウタのライブに来た麦わらの一味。熱狂のうちにライブは進みますが、ウタは海賊をとらえはじめ、ついには麦わらの一味までとらえてしまいます。会場の観客をすべて取りこんだウタは、総手を挙げて海賊を探し始めます...

 

2.感想

 ひとことで言うと、

 

今までのワンピース映画とは少し違ったオールスター映画

 

でした。

 

 まず、映画の最初から観客を魅了するAdoさんの歌声にとても引き込まれました。ライブの始まりを告げる「新時代」。サントラで聞いてたので初っ端から「きたきた~~!!」と自分の中で盛り上がっていました。

 

 しかし、意外だったのは、今回ルフィたちに立ち塞がるのが、何を隠そうこの「歌姫ウタ」なのです。しかし、後々明かされるウタの心境が現代の社会の闇を映しているようで、心が締め付けられました。

 

 ウタは配信によって、海賊に脅かされることを知り、その声にこたえようとすることでウタの願いが暴走していきます。自分が海賊を恨み新時代を作ろうとやってきたこと、しかし真実を知っても後戻りができない現実。ウタの心は複雑に絡み合っていきます。更に、トットムジカの魔王にも取り込まれ暴走していくウタ。

 

 ですが、最後に自らの歌でルフィたちを解き放つウタの姿は、ウタ自身も自らの縛りから解放されたようでした。

 

 また、今回の映画で一番驚いたのは、主要キャラ勢揃いのオールスター映画であったこと。

 

 トラファルガーローにバルトロメオ、赤髪の一味に海軍のコビー、ヘルメッポなど熱いキャラがせいぞろいでした!!

 特に、現実世界の赤髪の海賊団と、ウタウタの実の世界の麦わらの一味の共闘!!同時に攻撃しなきゃいけないという制約が、夢のキャラ共演という見事に熱い展開へと昇華されていました!魔王へのとどめの一撃でシャンクスとルフィの攻撃のエフェクトと倒した後に二人が並ぶあの構図!!映画のフィナーレに恥じない圧巻の映像体験でした。(僕は、ウソップとヤソップが見分色でつながったあたりからやばかったです...)

 

3.最後にまとめ!

 この映画は、今までのワンピース映画(フィルムシリーズ)とは一線を画す熱い映画でした!!大海賊時代を全否定し平和の象徴であるウタの掲げる正義と理想の世界。完全に争いのないずっと夢のような世界にいることが本当に平和なのか。ただのヒーロー映画では終わらないことはまちがいないです!!ぜひご鑑賞下さい。